忍者ブログ

野外生物生態調査研究部

宮崎大学の部活、野研の結果報告、お知らせなど。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ニワゼキショウ

ゆうこです。お久しぶりです。
今回は真っ白のニワゼキショウを見つけたのでブログを書きました。

最近ニワゼキショウが終わってしまうな〜と眺めていたところ
白いニワゼキショウの花が目につきました。
普通のニワゼキショウも白いものがありますが明らかに白い。
背丈はキバナよりは大きくニワゼキショウよりは小さいくらいで
花が終わった後にはこれまたキバナとニワゼキショウの中間くらいの
実ができていました。
調べたところ和名は「セッカニワゼキショウ(雪花庭石菖)」。雪のように白い花を
つけるという意味で付けられたようです。
「シロバナニワゼキショウ」でも良かったのですがニワゼキショウの
白い方と紛らわしいという理由で却下されたようですね。
ここ十年くらいで日本に入ってきて分布を広げているかなり新しい
外来種です。花期はニワゼキショウたちより1ヶ月ほど遅れて
今からでしょうか。これからしばらく目を楽しませてくれそうです。


PR

植物 散歩

こんにちは、ゆうこです。
今日は久々に天気が良かったので引きこもっているのはもったいないと思い散歩をしてきました。

今日一番感動した植物からいきます。

フデリンドウだと思います。鏡洲保育園から飫肥街道に抜ける細い道の際に咲いていました。阿蘇や久住では芽の状態だったのですがさすが宮崎、早いですね。リンドウは写真での色の再現性が低いとよく言われています。ぜひ生で見ていただきたい。


ムラサキケマンです。フデリンドウと同じ道で少し暗いところにいました。以前からこの葉は見ていたのですがムラサキケマンのものだとは気づきませんでした。透明感のある非常に綺麗な花です。


調査地にもいるキランソウ。満開でした。野研に入ってから知った花ですが個人的にかなり気に入っています。


スミレたちも元気です。この仲間は細かくてよくわかりませんが3~4種はあったかと思います。


加江田渓谷前のカキドオシに花が咲いていました。薬草として有名なカキドオシですが、食べても美味しいということです。いつ食ってやろうかと狙っていましたがこう綺麗な花をつけられると少し躊躇してしまいます(・∀・)

加江田渓谷にも行きましたがサツマイナモリがたくさん咲いていました。ツツジがあと1週間ほどで咲きそうだったのでまた行ってみようと思います。今日散歩して思ったのが春の花はピンクのものが多いなということでした。虫たちと何か関係があるのでしょうか。気になりますね(・◇・)

おまけ

2ヶ月ほど野研が部活動に昇格しまして部室をいただきました。あまり広くはありませんが眺めもよく夏は窓を開けると風通しも良さそうな良い部屋です。サークル棟の螺旋階段を3階まで上って右側の部屋です。ぜひ遊びに来てくださいヽ(´▽`)/

植物班 調査報告

こんにちは、ゆうこです。みなさんペンネームを使っているようなので私も今回大嶋から変えてみました。
テストやいろいろなことが重なり長期間更新できていませんでしたがそろそろ復活しようと思います。

2月18日の植物班の調査結果
今回は30種の植物が同定できました。
前年の2月より少し数が減っていましたが私が見落としているのかな?

以下気になった植物たちを紹介していきます。
 
まずはキュウリグサ。ムラサキ科キュウリグサ属の植物で同じ科のハナイバナと一緒に咲いていました。
葉を揉むとキュウリのような匂いがするからキュウリグサという名前になったそうですが実際嗅いでみると「青臭い」という点ぐらいしか共通点を見つけられません。
花序に特徴があり上の写真のように花序がぐるぐると巻いて「サソリ型花序」をつくります。
蠍の尻尾に見立てているのでしょうね。

謎の植物です。農家の方から「最近中国の菜種粕を撒いたら変な植物が生えた」という話を聞き見せてもらいました。全く見当もつかず後日先生に尋ねたところ「中東に生えるヨモギの仲間ではないか」ということでした。菜種粕に種が混入していたのでしょうね。日本に根付かないといいですが…

その他

梅と水仙どちらも天神池付近で咲いていました。つくしも生えてきていてびっくりしました。宮崎は本当に早いですね。

植物班調査結果

どうも、大嶋です。かなり遅くなってしまいましたが
12/13の調査結果です。

今回は35種の存在を確認。
少し気になる植物がいたので載せておきます。

オナモミの仲間と思われる植物ですが葉の切れ込みが
非常に浅く葉では同定できませんでした。
イガの形などはまだよくわかりません。

天神池に入る道の途中に咲いていました。
タツナミソウ属の植物と思われます。
この仲間は属内で細かく分かれており同定が難しいです。
ただ、この人たちの花期は4月~のはずなんですが…

おまけ
以前話に出ていたミズネコノオですが10月の調査のときに
確認していました。そのときは分からなかったのですが
写真を見返しているとちゃんと撮っていました。 
 
10/26のもので、まだ花は咲き始めです。
調査地の入口付近で撮影しました。



植物班調査報告

こんばんは、この度部長に就任した大嶋です。

11月23日の植物班の調査結果です。
27種の植物とリストに載っていない植物が2種確認されました。
スカシタゴボウ・アイノコセンダングサ

コシロノセンダングサとコセンダングサの雑種であるとされるアイノコセンダングサが咲いているとの情報を枯木さんより頂きましたのでセンダングサ属の同定に力を入れました。
 
筒状花の一部が舌状花に変化しています。この変化は白い大きな筒状花だったり小さな舌状花だったりするようです。

ただ、コシロノセンダングサはコセンダングサの変種として扱われるようですね。
ということはアイノコセンダングサも含めコセンダングサの一形態ということになるのでしょうか。

訂正:先月の調査でイヌナズナを確認と報告していましたが花期が大幅にずれていましたね。スカシタゴボウの間違いである可能性が高いです。




カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

バーコード

ブログ内検索

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]