初めて書き込みます。植物班の大嶋です。
今回は10月18日に加江田渓谷に行った時に見つけた植物です。
まずは入口周辺に生えていたツワブキ
大きな蕾が付いていました。黄色になっているものもありましたが
花が咲くのはもう少し後のことになります。
次はホトトギス。植物のほうです。
加江田渓谷全体に生えていますが前半に多かった印象があります。
この株は花が一つしかついていませんが節ごとに花を咲かせているものは
とても綺麗です。このまだら模様の花は人里で見ると奇抜に見えますが
森の中では不思議と美しく感じますね。
次は今回のメイン、キバナノホトトギスです。
九州南部の固有種ですね。宮崎県と鹿児島県の一部にしか自生していません。
加江田渓谷のものはあまり大きくならず地面に近いところで花を咲かせていました。
ホトトギスの妖艶な紫とは打って変わって元気になるような黄色です。
実はこの5日ほど前が一番花が綺麗だったそうです。
来年はちゃんと見逃さないようにします。
蝶が花の蜜を吸っている写真です。花柱の根元に蜜が溜まっているようですね。
少し番外編です。
デジカメのスーパーマクロモードを使って超接写しています。
雌しべや雄しべの形に何か違いがあるかと思い撮りましたが
特に違いはわかりませんでした。形態学的な知識は全くないので
勉強してからもう一度見てみようと思います。
ホトトギスの花柱の根元はこんな色をしています。
接写するとまた違った様子が見れて楽しいですね。
では今回はこれで終了です。
しばらく過去編が続きますがそのうち追いつくと思います。
読みにくい文章ですみませんm(_ _)m