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野外生物生態調査研究部

宮崎大学の部活、野研の結果報告、お知らせなど。

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雑談(テスト期間とアオスジアゲハ)

こんにちは、くまです。
先週はテスト前ということでブログ更新をお休みしました。

世の大学生はテスト期間中or早い所は終わっている頃ですね。宮崎大学も一応明日で終わります。 

・・・はい、まだ期間中です。
おや?  「勉強しろよ・・・」という空耳が聴こえた気がします。気のせいでしょうか。 気のせいですね!
ちょっと気分転換に軽い雑談いきましょう!


はい、今回は挙げ忘れていたアオスジアゲハさん達です。
2d95ab91.jpeg




一ヶ月ほど前です。



すばしっこく飛ぶ姿がよく見られますよね。
結構早いからじっくり観察するのが困難ですが、
写真のように集団で吸水しているときはおとなしいです。

 どうして集団で吸水するんでしょうかね~、不思議です。図鑑の文章を抜粋しますと、『♂は道端の水溜りなどによくやってきて、集団で吸水することも多い。本種に限らず集団吸水するのはほとんどが新鮮な♂ばかりで、しかも同じ種類のチョウが集まっているが、その機能はまだ解明されていない。』 とのこと。

 まだ分かっていない現象だそうです。しかし雄ばかりであることは判明している・・・。(調べた人がいるってことか・・・)
観察してみると、水田のアオスジさんたちが吸水している場所は固定化しているみたいです。何度邪魔してみても、同じ場所に戻って来ます(わざとじゃないですよ! 私の通り道で吸水しているのです。はい。) 水田では3箇所見つけました。

 他の場所ではダメなのでしょうか? 彼らが取り込んでいるのは水だけなのでしょうか? 集団で、しかも若い雄ばかりなのは何故でしょうか? この行動が見られる種と見られない種がいるのは何故? 何が違うのか?
疑問がたくさん出てきます。探究心が疼きますね!


雑談以上です。
テスト勉強に戻ります・・・。あと1科目(2科目?)頑張ります。他のみんなも頑張ってください!

では(´Δ`)ノシ


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雑談追記

1363700967541.jpgくまです。
雑談に入れ忘れてたネタです。

天神池が黒く染まっていました。
写真も試しに載せてみます。見れるかな?


正体はオタマジャクシみたいです。
黒く伸びてるの全部です。
しかも、これはその一部。
奥にも別の黒い塊が蠢いていました。

なかなか気持ち悪いです。
この気持ち悪さを伝えたくて書いてしまった・・・!
それだけです、ごめんなさい(><)

訂正とお詫びと(春休み)最後の雑談

くまです。 春休み最後の雑談をしようと思いますが、その前に訂正とお詫びを。

前回の記事でマムシグサが宮大にあったと書きましたが、調べ直したところ マムシグサではありませんでした
調べが十分でないまま載せてしまい申し訳ありませんでした。

改めて同定を試みましたが、最も特徴が一致している種として
有力なのは「ムサシアブミ」です。以下、判断理由です。

参考文献:『日本の野生植物 草本 Ⅰ 単子葉類』より
編者:佐竹義輔、大井次三郎 等5名

・小葉は3枚、小葉柄はない。葉は2個でほぼ同大。
・小葉は全縁で先端は糸状に伸びる。
・仏炎苞はかぶと状
・葉裏はやや白い。

よく似た種に「ミツバテンナンショウ」があるが、差異として
・小葉は縁に細かい鋸歯があり、先端がわずかに伸びる。
・仏炎苞は葉状。  
上記の特徴には当てはまりませんでした。

ちなみに、「マムシグサ」の特徴
・偽茎は葉柄や花柄より長く、多くは紫褐色・赤紫色の斑がある。
・葉は2個、まれに1個。7~17~(23)枚の小葉を鳥足状につける。
・小葉は形・大きさともに変異に富む。
・花期は4~6月。北海道~九州、朝鮮・中国・千島に分布する。
本種は日本のテンナンショウ属植物の中で
最も分類の難しい種であり、さまざまに定義されてきた。

この3種はサトイモ科 テンナンショウ属とされているようです。
テンナンショウ属の説明文に「古い種は変異が少ないが、新しい種は変異が多く、多型であり、従って分類は困難である。」とありました。
また、別の図鑑では「ミミガタテンナンショウ」の別名をマムシグサと表記しているものもありました。

以上のことから、サトイモ科テンナンショウ属は分類自体が曖昧であるようです。
今後ほかの図鑑でも調べてみるつもりですが、種の特定は厳しそうです。

・・・・・・
さて、雑談に入ります!

まず最初に、「ハルジオン(たぶん)」を見つけました!
しかし、1~2本だけです。少し小さかったので自信がありません。
場所は、なんとクロスモールです。
車道沿いに人工芝があり、その中にポツンとありました。
またヒメジョオンだろ~と思いながら確認しに近づいたのですが、
特徴がハルジオンでした。たぶん。
なぜそんなところに・・・。まぎれたのでしょうか?


・水田にて

本日、3月30日の午前中にトンビの巣を見てきました。
最初は不在でしたが、運動公園の上空を飛翔する2羽を見つけたので、しばらく待っていました。
ボーっとしてたら1羽が近くまで帰って来て、やや低空飛行で頭上を飛んでくれました!
サービス精神旺盛ですね~!

その1羽が離れていった直後、巣の方向から別の1羽のけたたましい鳴き声が。
スコープで巣を確認したところ、巣の中に1羽のトンビ、そして少し離れた枝にカラスが。
どうやら巣の近くまでチョッカイをかけに来たカラスに威嚇をしていたようです。
5分近く睨み合いをして、カラスが去っていきました。
その後、20分程巣の中にいました。警戒していたんでしょうね。

卵はまだのようです。今後も見守りたいです。


この後、ある方にお会いしたので一緒にあちこち探索をしたのですが、記事が長くなっているので見つけた植物について触れていきます。

・シソ科のタツナミソウに似た草本・・・ 今の所、条件に合うのは「カキドオシ」ですね。
・白いスミレ・・・ 「ツボスミレ」か「タチスミレ」みたいですが、どちらか分からないです。
・白い花の木本・・・ 「シキミ」でよさそうです。有毒植物らしいですね。神事で使われるのは「サカキ・ヒサカキ」、仏事では「シキミ」らしいです。しかし有毒植物の中でも強毒みたいですね。食べるな、危険!です。


以上、雑談でした。
春休みの雑談、今回で終わります。
読んで下さった方々、ありがとうございました。
今後雑談するかは悩み中です。
もし、「雑談続けて~」という方がいらっしゃれば、コメント欄に書くか、直接メール・口頭でお伝えください。
善処します!  では!(・・)ノシ

春休みの雑談 その3

くまです。
3回目の雑談です。

本日3月22日は宮崎大学の卒業式でした。
先輩方、ご卒業おめでとうございます!
サクラが満開の卒業式となりましたね。
これからの新生活がより良いものとなることを祈っております。


宮崎大学にて。
満開はサクラだけではないようで、ツツジの花も咲き始めました。大学寮横のツツジがとても綺麗です。一面が濃いピンク色で圧巻です。品種が分からないんですよね・・・。クルメツツジに似ているのですが・・・。
同じツツジでも、ドウダンツツジの花は白色の釣鐘型ですね。
教育学棟の北口に咲いてます。分かり易いです。

農学部棟の中庭では木本のハナカイドウが満開でした。
1回目に紹介したアセビも満開です。

草本植物では、ハマダイコンが見頃ですね。
最近はマツバウンランも見かけます。

満開とはほど遠い、寂しい植物もいました。
宮崎大学の竹林付近に、1本だけマムシグサがありました。
なぜ1本・・・。これから増えるのでしょうか?


水田にて。
水田植物はあまり変化がありません。
強いて言えば、レンゲソウが増えたくらい。

あ、しかし、3月16日の植物調査で発見した未同定植物。
調べてみたところ、ケシ科のムラサキケマンに似ているようです。
もしこれなら、調査リスト初のケシ科になるかもしれません。
まだまだいそうですね。楽しいです。

鳥さんはあまり見に行ってないのですが、19日にトンビの巣を見に行ってきました。
残念ながら不在でした。カワセミさんにも会えなかったし・・・。
また今度挑戦してみます・・・。


雑談その3終わります。もう1回くらい書くかもです。
というか、書きます。頑張ります。ネタ探しを。

では~(´∀`)ノシ

春休みの雑談 その2

どうも、くまです。

再び雑談をしてみようと思います。
今回は鳥さんについて触れてみましょうか(ネタは少ないですが)。


最近あちこちでイカルが鳴いておりますね。私の家の付近にも出没しているらしく、朝っぱらから鳴き声で目が覚めます。
面白いのはその鳴き声にバリエーションがあることです。

1.「キーキコーキー」 →1番よく聞く鳴き方、上手ですね。
2.「キッキコーキー」 →これも聞きます。ちょっと癖がありますね。
3.「キッキコッコッキー」→リズミカルです。朝からハイテンションですね~。
4.「キッキコー」   →おしい、ちょっと足りないですね。
5.「キッ・・・キコー」 →大丈夫でしょうか、ちょっと心配になりますね~。
6.「キッ・・・キココ・・・」→・・・。まだ若い個体なのでしょうか?

4・5・6番は応援したくなりますね。彼らは時間帯によって見かける場所も違います(くま個人の意見ですが)。
早朝はファミリーマートや加江田神社付近で鳴いてることが多いですね(午後も聞こえる場合あり)。
朝10時頃は宮崎大学の東側入り口で餌を探している姿を見ます(気づかれなければ至近距離で観察可能)。
午後1~3時は水田の電線にいることがあるみたいです(毎回いるかは不明)。
時間は不明ですが、大学の南側入り口方面の住宅地にも沢山います。
探してみてくださいね!


マックスバリューや郵便局の付近でイソヒヨドリらしき姿を見かけます。綺麗な青色なので雄かな?
鳥に詳しい方は同定してください。自信無いので・・・。


昨年まで天神池に出没していたカワセミを、今年はまだ見かけていません。昨年は夏から秋の終わりにかけて、目撃し易い時間帯があったため、その時間帯を狙って見に行くのですが、会えません・・・。
普段の調査地よりやや上流では1度見かけたのですが、違う個体ではないかと思います。
また会えるでしょうか・・・。


水田ではトンビが滑空しておりますね。2月の半ばに電柱にとまっている個体に遭遇しました。かなり大きく、電柱天辺より1~2回り程大きかったです(太めの電柱だったのですが)。真下まで近づいても、すぐには逃げず、こちらを凝視してきました。若い個体だったのでしょうかね。10秒ほどして力強く飛んでいきました。最近頻繁に鳴き声が聞こえるので、また会えそうですね!楽しみです。


今回はこの辺で終わります。前回コメントをしてくださった方、ありがとうございます! 春休み中にあと1~2回雑談を載せるかもしれません。植物が多くなりそうですが、暇な方はお付き合いください!  では!

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