Funaです。渡りも終わり、いよいよ冬に入りました。冬鳥を紹介する前に今年宮崎で私が初めて観察できた旅鳥の中から5種ほど紹介したいと思います。
(2016.10.5)
コアオアシシギ
全長24.5㎝。アオアシシギより嘴が細く、まっすぐです(アオアシシギは上に少し反る)。タカブシギは体上面の斑点が明瞭で腰の白色部分が背まで食い込みません。鳴き声はチョーチョーまたはキョーキョー。アオアシシギより警戒心が弱いようです。
(2016.10.2)
ウズラシギ
全長21.5㎝。冬羽では茶褐色が少し薄くなり、くびから胸側は淡茶褐色の羽縁が明瞭で背にはV字型の白線がある。類似種のアメリカウズラシギとは胸と腹の境の斑紋が明瞭かどうか(明瞭ならばアメリカウズラシギ)だそうです。図鑑で見る限り、腹の白部分がアメリカウズラシギは広いように感じます。
(2016.10.13)
キリアイ
全長17.5㎝。トウネンより少し大きいです(左:オジロトウネン 右:キリアイ)。
嘴は比較的長く、先が少し下に曲がっています。夏羽は頭上が黒褐色で白い頭側線と眉斑があるため、頭側がしま模様にみえます。体上面の軸斑は黒く、白い羽縁の幅は広いです。下面は白く、喉、胸、脇に黒斑が連なります。冬羽に移り変わっている途中のためか上面は灰褐色がでてきています。
(2016.10.13)
オジロトウネン
全長14.5㎝。最初はトウネンだと思ったのですが足が黄緑色かつ灰色みが強いのでオジロトウネンだと思います。
(2016.11.6)
エリマキシギ 冬羽?
全長雄32㎝。雌25㎝。キジバト大の大きさだったので雄だと思います。冬羽の頭上は淡灰褐色で黒い縦斑があり、体上面は黒く、羽縁は灰色、顔から胸は淡灰褐色色で腹部は白いという特徴からエリマキシギの冬羽だと思います。ウズラシギはもっと小さく、赤褐色であり、くびから胸に縦斑がはいります。